日立造船の広島の子会社 データ改ざんで立ち入り調査 国交省

大手機械メーカー、日立造船の子会社2社が船舶用エンジンの燃費性能のデータを改ざんし出荷していた問題で、国土交通省は、10日午前、2社のうち広島県にある会社への立ち入り調査を始めました。

今月5日、日立造船の子会社、日立造船マリンエンジンとアイメックスの2社が船舶用エンジンの燃費性能を示す、燃料消費率の測定データを改ざんし、出荷していたことが明らかになりました。

国土交通省は8日、熊本県にある日立造船マリンエンジンの工場に立ち入り調査を行ったのに続き、10日午前、広島県尾道市にあるアイメックスの工場に職員5人を派遣し、海洋汚染防止法に基づく立ち入り調査を始めました。

日立造船によりますと、改ざんは2社で合わせて1364台のエンジンで行われ、アイメックスでは414台だったということです。

国土交通省は今回の調査で、エンジンの製造に関係する担当者から聞き取りを行うなどして改ざんについての事実関係を確認するということです。

船舶用エンジンの燃料消費率のデータ改ざんは、エンジンメーカーのIHI原動機でも明らかになっていて、国土交通省は国内のほかのメーカー19社に対し、改ざんがなかったか社内調査を行い、9月末をめどに報告するよう求めています。