千葉県 PFAS検出問題 付近の海自航空基地に調査協力を申し入れ

有機フッ素化合物の「PFAS」のうち、有害性が指摘されている物質が、千葉県内の水路などで高い濃度で検出された問題で、千葉県の熊谷知事は、検出された地点に近い海上自衛隊の航空基地に対し、調査への協力を申し入れたことを明らかにしました。

有機フッ素化合物の「PFAS」の一種、「PFOS」と「PFOA」の2つの物質は有害性が指摘され、国内で製造や輸入が禁止されていますが、柏市と白井市の間を流れる水路や鎌ケ谷市の井戸水などで、国の暫定目標値を上回る濃度が相次いで検出されています。

この問題について千葉県の熊谷知事は9日の記者会見で、検出された地点に近い海上自衛隊下総航空基地に対し、3つの市とともに敷地内での調査への協力を申し入れたことを明らかにしました。

具体的には、「PFOS」を含む泡消火剤の保管や使用状況の確認のほか、基地の中から外部につながる水路などの現地調査への協力を求めたということです。

また、ほかにも周辺にある工場など50ほどの事業所に対する調査を進めていて、熊谷知事は「基地や周辺の事業所に協力してもらい、できるだけ早く原因究明を行い、近隣住民の不安の解消につなげていきたい」と述べました。