ソフトボール女子日本代表 アメリカとの対抗戦でコールド勝ち

2028年のロサンゼルスオリンピックで追加競技として採用されたソフトボールの女子日本代表がアメリカ代表と対抗戦を行い、日本が8対1で6回コールド勝ちしました。リリーフで登板した上野由岐子投手は「オリンピックに向け応援される強いジャパンでありたい」と意気込みを述べました。

ソフトボールはパリオリンピックでは実施競技から外れましたが、2028年のロサンゼルスオリンピックで追加競技として採用され2大会ぶりに実施されます。

日本代表とアメリカ代表の対抗戦は、前回2021年の東京オリンピックの決勝で日本とアメリカが対戦し日本が13年ぶりに金メダルを獲得した会場と同じ横浜スタジアムで行われました。

日本はロサンゼルス大会でエースとして期待される後藤希友投手が先発し、緩急を使ったピッチングで二塁を踏ませず、3回無安打無失点と好投しました。

4点リードの6回には、観客席から歓声があがる中、チーム最年長の41歳、上野投手がマウンドに上がり、ソロホームランを1本許したものの、その後は打たせてとるピッチングで1回を1失点に抑えました。

打線は1回、4番の下山絵理選手がツーランホームランを打つなど1回に3点を先制し、その後も得点を追加しました。

日本は投打がかみあいアメリカに8対1で6回コールド勝ちしました。

試合後、上野投手は「ロサンゼルスオリンピックで結果が残せるよう、先輩たちがつないだ日の丸を自分たちもつないでいけるよう強いジャパンでありたい」と話しました。