横山ゆかりちゃん 行方不明事件から28年 情報提供呼びかけ

平成8年、群馬県太田市のパチンコ店で4歳だった横山ゆかりちゃんが行方不明になった事件から7日で28年になるのに合わせて、警察などが市内の商業施設でチラシを配り、情報提供を呼びかけました。

平成8年7月7日、当時4歳の横山ゆかりちゃんが太田市のパチンコ店で行方が分からなくなり、警察は、誘拐事件として捜査していますが未解決のままです。

事件から28年となる7日、警察官など合わせて50人が市内の商業施設で、事件に関わったとみられる男の特徴などが記されたポケットティッシュを配り、情報提供を呼びかけました。

事件の解決につながる情報の提供者には、パチンコ店で作る団体が謝礼金を増額したことで、最大で700万円が支払われることになっています。

群馬県警の田村正男刑事部長は、「ゆかりちゃんの発見、保護を最重点として取り組んでいる。懸賞金が引き上げられたが改めて県民、国民に関心を持ってもらうことで情報提供につなげたい」と話していました。

情報は、捜査本部のフリーダイヤル「0120-889-324」で受け付けています。