バスケットボール 富永啓生 NBA入り目指しペイサーズと契約へ

パリオリンピックに出場するバスケットボールの日本代表候補の富永啓生選手が、NBA=アメリカプロバスケットボールのペイサーズと開幕前のキャンプへの参加を想定し、その後、NBAや下部リーグでのプレーにつながる可能性がある契約を結ぶことになりました。

これは、富永選手のマネジメント会社が5日に発表しました。

それによりますと、富永選手は、NBAのペイサーズから来シーズンの開幕前に行われるキャンプへの参加を想定した契約のオファーを受けたということです。

この契約は、NBAの30チームがそれぞれ最大で6人まで契約でき、キャンプでの活躍しだいで、その後、NBAと下部のGリーグを一定期間行き来できる、ツーウエー契約に切り替えることができます。

過去には、同じ日本代表候補の馬場雄大選手がマーベリックスと、渡邊雄太選手がラプターズと、この契約を結んだことがあります。

23歳の富永選手は、身長1メートル88センチの左利きのシューターで、ゴールから離れた場所からでも決める正確なスリーポイントシュートが持ち味です。

高校卒業後にアメリカに渡り、ネブラスカ大学では、チームの中心選手としてNCAAでプレーし、この春大学を卒業しました。

富永選手は6月のドラフトでの指名はなりませんでしたが、今後は、キャンプからNBA入りを目指すことになります。