陸上 パリ五輪代表 坂井隆一郎や佐藤拳太郎など新たに27人内定

陸上のパリオリンピック代表に男子100メートルで日本選手権を2連覇した坂井隆一郎選手や、男子400メートルの日本記録保持者、佐藤拳太郎選手など新たに27人が内定しました。

陸上のパリオリンピック代表にはすでに女子やり投げの北口榛花選手や、マラソン、競歩、それに6月の日本選手権で条件を満たした選手など24人が内定しています。

これに加えて日本陸上競技連盟は、世界ランキングによって参加資格を得た選手の中から新たに代表に内定した選手27人を発表しました。

このうち、男子100メートルには、日本選手権で2連覇を果たした坂井選手と、2位に入った東田旺洋選手が選ばれました。

日本選手権で3位だった10秒02の自己ベストを持つ柳田大輝選手は、個人種目では選ばれず、桐生祥秀選手とともに男子400メートルリレーのメンバーに選出されました。

また、男子400メートルでは、日本記録保持者の佐藤選手、男子200メートルでは、飯塚翔太選手が4大会連続のオリンピック代表に内定しました。

このほか、男子走り高跳びでは去年の世界選手権で8位入賞を果たした赤松諒一選手、女子100メートルハードルは日本選手権で2位に入った田中佑美選手が選ばれました。

そして、女子5000メートルでは山本有真選手、女子10000メートルでは五島莉乃選手が内定しました。

さらに、女子三段跳びでは日本記録保持者の森本麻里子選手が代表に内定し、この種目で日本選手初めてのオリンピック出場となります。

これでパリ大会の陸上の代表内定選手は51人となり、日本陸上競技連盟によりますと、今後、辞退者が出るなどして出場枠の再分配が行われ、新たな内定者が出る可能性もあるということです。

新たに代表内定した27人

新たに陸上のパリオリンピック代表に内定した27人です。

【男子100メートル】
▽坂井隆一郎 選手
▽東田旺洋 選手の2人です。

【男子200メートル】
▽鵜澤飛羽 選手
▽上山紘輝 選手
▽4大会連続のオリンピック出場となる飯塚翔太 選手です。

【男子400メートル】
▽中島佑気ジョセフ 選手
▽佐藤風雅 選手
▽佐藤拳太郎 選手の3人です。

【男子10000メートル】
▽太田智樹 選手

【男子110メートルハードル】
▽高山峻野 選手

【男子400メートルハードル】
▽小川大輝 選手
▽筒江海斗 選手です。

【男子3000メートル障害】
▽青木涼真 選手

【男子走り高跳び】
▽赤松諒一 選手
▽真野友博 選手の2人です。

【男子やり投げ】
▽2012年のロンドン大会以来の出場となるディーン元気 選手

【男子400メートルリレー】
▽柳田大輝 選手
▽3大会連続の出場となる桐生祥秀 選手

【男子1600メートルリレー】
▽吉津拓歩 選手
▽川端魁人 選手です。

【女子5000メートル】
▽山本有真 選手

【女子10000メートル】
▽五島莉乃 選手
▽小海遙 選手

【女子100メートルハードル】
▽田中佑美 選手

【女子三段跳び】
▽この種目で日本選手初めてのオリンピック出場となる森本麻里子 選手

【女子やり投げ】
▽上田百寧 選手
▽斉藤真理菜 選手です。