パリ五輪 スポーツクライミング 楢崎智亜選手の地元で壮行会

パリオリンピック、スポーツクライミングの日本代表に内定した、茨城県龍ケ崎市の楢崎智亜選手を応援しようと、地元で壮行会が開かれました。

楢崎選手は、龍ケ崎市を拠点に活動していて、去年8月にスポーツクライミングの日本代表に内定しています。

龍ケ崎市役所で4日開かれた壮行会には、市の職員や市役所を訪れた市民およそ100人が参加し、拍手で楢崎選手を迎えました。

そして市民から寄せられた応援メッセージ、およそ500枚をまとめたアルバムと花束が、市のマスコットキャラクターの「まいりゅう」から贈られました。

応援メッセージは主に子どもたちから寄せられ「メダルを取れるように頑張って下さい」などと書かれています。

楢崎選手は「つらいときに応援のことばは励みになります。たくさんのメッセージありがとうございます」と笑顔で話していました。

龍ケ崎市の萩原勇市長は「多くの市民が応援しているのでその気持ちを背負って頑張ってもらいたい」と激励しました。

楢崎選手は「一番の目標は金メダルを取ることです。東京大会では自分のベストを出せず悔いが残っているので、今回は今持っている自分の力をすべて出し切りたい」と抱負を語りました。