テニス ウィンブルドン選手権 大坂なおみ 錦織圭 ともに敗れる

テニスのウィンブルドン選手権、女子シングルス2回戦で大坂なおみ選手が、アメリカの選手にセットカウント0対2のストレートで敗れ、2018年以来となる3回戦進出はなりませんでした。

テニスの四大大会の1つ、ウィンブルドン選手権は3日、大会3日目の競技が行われこのうち女子シングルスの2回戦で元世界ランキング1位の大坂選手が、世界17位でアメリカの23歳、エマ・ナバロ選手と対戦しました。

センターコートで行われた試合は第1セットの最初のポイントを大坂選手が時速180キロのサービスエースで奪うと歓声が上がりました。

その後も持ち味の力強いショットでテンポよくポイントを重ねましたが、大坂選手のサービスゲームだった第7ゲームでミスが続き相手にブレークを許すと、このセットを4ー6で落としました。

第2セットに入ると堅実なプレーを続ける相手に対し大坂選手のミスが目立つようになり第1ゲームから4ゲームを連続で失うとそのまま1ー6で奪われました。

大坂選手は試合時間59分、セットカウント0対2のストレートで敗れて、2018年以来となる3回戦進出はなりませんでした。

男子シングルスでは2日、日没のためサスペンデットとなった錦織圭選手と世界76位でフランスのアルチュール・リンダークネック選手の1回戦が、セットカウント1対1の第3セット途中から再開されました。

錦織選手はこのセットをタイブレークの末、7ー6で奪いましたが、第4セットを3ー6、最終の第5セットを2ー6で落とし、セットカウント2対3の逆転負けで、この大会で3年ぶりとなる勝利を逃しました。

女子ダブルスの1回戦では加藤未唯選手と中国の張帥選手のペアがイタリアの選手とアルゼンチンの選手のペアにストレート勝ち、柴原瑛菜選手とカナダの選手のペアが中国の選手のペアにセットカウント2対1の逆転勝ちでいずれも2回戦に進みました。