会談は、中国とロシアが主導する枠組み、上海協力機構の首脳会議が開かれるのに合わせて行われ、冒頭、プーチン大統領は「ロシアと中国の関係は、歴史上、最も良好だ。両国の協力関係は国際情勢を安定させる重要な要素だ」と述べ、両国の関係の重要性を強調しました。
これに対し、習主席は「両国は各分野での協力を着実に前進させていく。そして、中ロ関係の独特な価値を絶えず育み、両国の正当な権益を擁護するために国際関係の基本的なルールを守る努力をすべきである」と述べました。
両首脳はともに対立するアメリカなどに対抗する上で、結束を改めて確認し、良好な関係をアピールするものとみられます。
中ロ首脳会談 改めて結束確認 良好な関係をアピールか
中国の習近平国家主席とロシアのプーチン大統領の首脳会談が、日本時間の3日夜、中央アジアのカザフスタンで行われました。