祭りを前に、京都市内では山鉾巡行に参加する山鉾などで授与される厄よけのちまきづくりが盛んに行われています。
山鉾の一つ、綾傘鉾を建てる下京区の善長寺町の保存会では、市内の大学と短大の学生およそ50人が参加してちまきづくりが行われました。
30日は束ねたささの葉に札やのし紙をつける仕上げの作業が行われ、学生たちは保存会の人に教わりながらちまきを完成させ、ひとつひとつ丁寧に袋に詰めていました。
京都 祇園祭 あす開幕 大学生などが厄よけの「ちまき」づくり
京都の祇園祭が1日から始まるのを前に地元の大学生などが祭りで授与される厄よけの「ちまき」づくりを行いました。
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参加した学生は「歴史ある行事の一端を担えることはとても感慨深いです。自分のつくったちまきがいろいろな人にわたると思うとやって良かったと思います」と話していました。
綾傘鉾保存会の寺田進理事長は、「いよいよ祇園祭が始まるということで心躍る気持ちです。きょう体験した学生が卒業しても伝統を受け継いでくれることを期待しています」と話していました。