ドジャース 大谷翔平 26号ホームラン MLB通算500打点に王手

大リーグ、ドジャースの大谷翔平選手が29日、ジャイアンツ戦で2試合ぶりとなる今シーズン26号のソロホームランを打ちました。大谷選手は、日本選手で3人目となる大リーグ通算500打点到達まで、あと「1」としています。

ナショナルリーグ西部地区で首位のドジャースは相手の本拠地、サンフランシスコで、同じ地区で4位のジャイアンツと対戦しました。

大谷選手は、1番・指名打者で先発出場し、1回の第1打席はアウトコースの変化球に空振り三振でした。

1対1の同点で迎えた3回の第2打席は1アウトランナーなしの場面で甘く入った変化球を見逃さずセンター後方へ2試合ぶりとなる今シーズン26号のソロホームランを打って勝ち越しました。

打球速度は176.5キロ、飛距離は125.5メートルでした。

大谷選手はこのホームランであげた打点で日本選手で3人目となる大リーグ通算500打点到達まで、あと「1」としました。

大リーグ通算200号までは、あと「3本」です。

また、ナショナルリーグのホームランランキングでは2位の選手との差を5本に広げました。

4回は2アウト一塁三塁で大谷選手に第3打席が回り、ここはフォアボールを選んでチャンスを広げ、このあとの得点につなげました。

6対6となって迎えた6回の第4打席はレフトフライでした。

同点の9回、先頭バッターで大谷選手が第5打席に立ち、相手6人目で登板した抑えのドバール投手と対戦し160キロを超えるボール2球で追い込まれたあとインコース低めの変化球に空振り三振となりました。

試合は同点のまま延長に入り7対7で迎えた11回、ノーアウト二塁の場面で大谷選手に第6打席が回りましたが、ここは申告敬遠で勝負を避けられました。

続く2番のスミス選手がツーベースヒットを打って一塁ランナーの大谷選手もホームにかえるなどドジャースはこの回、一挙7点を勝ち越して14対7で勝ちました。

大谷選手はこの試合4打数1安打1打点、フォアボールが2つ、打率は3割2分1厘でナショナルリーグのトップをキープしています。