岐阜 七宗町 飛騨川で沢登り中に流された2人 死亡確認

29日午前、岐阜県七宗町の飛騨川で、沢登りをしていた2人が流され、心肺停止の状態となっていましたが、その後、病院で死亡が確認されました。

29日午前10時半ごろ、七宗町中麻生の飛騨川で「沢登りをしていた2人が流された」と、一緒にいた女性から通報がありました。

警察によりますと、40代の男性と30代の女性がともに流されて行方がわからなくなり、警察や消防が捜索したところ、2人とも流された場所から300メートルほど下流の川底で見つかりました。

2人は心肺停止の状態で病院に搬送されましたが、その後、死亡が確認されました。

警察によりますと亡くなったのはいずれも岐阜市に住む、団体職員の伊藤翼(41)さんと、古※テイ※テイ(35)さんで互いの体に長さ100メートルほどのロープの端を結び付けていて、伊藤さんが対岸に泳いで渡っていたところ流され、つられて古さんも流されたということです。

2人はライフジャケットを身につけていましたが、ロープが川底に引っかかり、水の中に引きずり込まれて浮くことができなかったとみられています。

現場の川幅はおよそ80メートルで、深さは場所によって10メートルから20メートルほどあるということで、警察と消防が詳しい状況を調べています。

※テイは女へんに「亭」