打球から大谷翔平を守ったスタッフ 「自分の仕事しただけ」

大リーグ、ドジャースの26日の試合中に、ベンチにいた大谷翔平選手に向かって飛んできたファウルボールを素手でキャッチして「大谷選手を救った」などと話題になっている球団スタッフが取材に応じ、「自分の仕事をしただけ」などと話しました。

ドジャースでクラブハウスの用具係やバットボーイなどを務める球団スタッフのハビエル・ヘレラさんは、26日のホワイトソックス戦で、ドジャースの攻撃中にベンチに飛んできたファウルボールを素手でキャッチしました。

ヘレラさんのすぐ後ろにいた大谷選手がキャッチしたことに気付き、笑顔を見せるシーンが大リーグ機構の公式SNSなどで取り上げられ、「大谷選手を救った」と大きな話題になりました。

これを受けてヘレラさんは28日、サンフランシスコでジャイアンツとの試合前に取材に応じ、リポーターから「ヒーローになった気分はどうか」と尋ねられたヘレラさんが「ただ自分の仕事をしただけです。『ありがとう』と言ってくれた大谷選手には、『後ろは守ると言っただろ』と答えました」と応じると、取材を受ける様子を見ようと集まった選手や同僚たちから歓声が上がっていました。