首位独走のフィリーズ 打の中心選手2人 けが人リスト入り

大リーグ、フィリーズはいずれもチームの中心選手で、ここまでホームラン20本を打っているハーパー選手と、オールスターゲームのファン投票の指名打者部門で最終投票に進んでいるシュワーバー選手が、10日間のけが人リストに入ったと発表しました。

フィリーズのハーパー選手はこれまで2回、MVP=最終優秀選手を受賞している強打者で、今シーズンはここまでホームラン20本を打ってナショナルリーグのホームランランキングでドジャースの大谷翔平選手を追っていました。

来月行われるオールスターゲームのファン投票では、リーグ最多の票を獲得してファーストでの先発出場を決めていましたが、27日の試合で9回にセカンドへのゴロを打った後、一塁ベースを駆け抜けた際に左太ももの裏を痛めていました。

また、シュワーバー選手は同じ27日の試合中に左股関節を痛めて交代しました。

シュワーバー選手はここまで打率2割5分、ホームラン17本、49打点をマークし、オールスターゲームのファン投票では、指名打者部門で大谷選手に次ぐ2位につけて最終投票に進んでいました。

フィリーズによりますと、2人のけがの程度はいずれも重くないということですが、今回のけが人リスト入りでナショナルリーグ東部地区で首位を独走するチームの中心選手で、大谷選手のライバルとも言える2人が同時に戦列を離れることになりました。