森永製菓 ボーロの袋に異物混入で約19万個を自主回収へ

森永製菓は、幼児などが食べる焼き菓子のボーロの袋に異物が混入していたとして、対象の商品およそ19万個を自主回収すると発表しました。これまでのところ健康被害についての報告はないとしています。

発表によりますと、自主回収の対象となるのは、森永製菓の商品で、幼児などが食べる袋入りの焼き菓子「マンナボーロ」およそ19万個です。

会社によりますと、この商品は全国のスーパーやドラッグストアなどで販売されていましたが、今月21日に商品を購入した客から連絡を受け、袋に異物が入っていたことがわかったということです。

会社が検査したところ、異物は小動物のフンとみられ、工場での製造工程で混入した可能性があるということで、原因の究明を進めています。

これまでのところ健康被害についての報告はないということで、森永製菓は「多大なご心配とご迷惑をおかけし、深くおわび申し上げます。今後このような事態が発生することがないよう、品質管理体制の一層の強化に全力を挙げて努める所存です」としています。

商品の回収手続きは、インターネット上の専用の登録フォームで行うよう呼びかけていて、電話での問い合わせ先は、フリーダイヤル0120-740-150になります。