五輪バスケ日本代表 河村勇輝「世界中を驚かすバスケを」

パリオリンピックに出場するバスケットボールの男女の日本代表の壮行会が都内で開かれ、男子の代表候補で司令塔の河村勇輝選手は「世界中を驚かすバスケットボールをしたい」と意気込みを語りました。

スポンサー主催の壮行会には男子は日本代表候補の河村選手と富永啓生選手、それに金近廉選手の3人が、女子は日本代表メンバーの高田真希選手と宮崎早織選手、それに宮澤夕貴選手の3人がそれぞれ出席しました。

この中で行われたトークセッションでは、富永選手が6月に北海道で行われた女子日本代表の強化試合を観戦したとして「スリーポイントの精度を見習わないといけない。ディフェンスのプレッシャーから早い攻撃を仕掛けるバスケットボールを自分たちも目指しているので勉強になったし刺激になった」と話しました。

一方、宮崎選手は同じ司令塔の河村選手の印象について「判断力とパス、シュートとすべてがすごい。トム・ホーバスヘッドコーチに怒られても次の試合で大活躍できるのもすごい」とユーモアを交えながら答えると河村選手は苦笑いしていました。

このあと、強化試合の会場などでファンが寄せ書きした縦およそ6メートルの巨大なユニフォームに男子の3人の選手が女子代表へのメッセージを記し、河村選手は男子代表の合言葉の「shock the world」と書いて、「試合を通して世界を驚かしてほしい」と健闘を誓い合いました。

最後に河村選手は「僕たちのパリオリンピックでの目標はベスト8と大変タフなものだが、世界中を驚かすバスケットボールができればと思う」と意気込みを話していました。