天皇皇后両陛下 チャールズ国王夫妻にお別れのあいさつ

国際親善のためイギリスを公式訪問している天皇皇后両陛下は、国賓としての公式日程の締めくくりとして、首都ロンドンのバッキンガム宮殿を訪ねてチャールズ国王夫妻にお別れのあいさつをされました。

チャールズ国王からの招待を受けイギリスを訪問している両陛下は、現地時間27日午前10時前にバッキンガム宮殿を訪ねられました。

7日間のイギリス滞在のうち25日から3日間が国賓としての滞在期間で、両陛下はこの間、歓迎式典や馬車でのパレード、それに晩さん会などの歓迎行事に臨まれました。

天皇陛下と皇后さまは、宮殿のエントランスで、チャールズ国王とカミラ王妃とそれぞれにこやかにことばを交わし、握手をするなどして、お別れのあいさつをされました。

そして、車に乗って宮殿を後にし、国賓としての公式日程を終えられました。

このあと両陛下は、ロンドン東部にある子どもに関連する芸術作品や文学作品、それにおもちゃなどを集めた博物館を訪ねられました。

両陛下は、ロンドンの日本人学校に通う子どもたちからブロックを使って作った作品について話を聞き「すごくよくできている」とか「みんなで考えたのね」などとことばをかけられていました。

さらにこのあと、時折質問しことばを交わしながら、イギリスの子どもたちが折り紙を楽しむ様子をご覧になりました。