パリ五輪 「チャンピオンズパーク」整備中の現場公開

開幕まで1か月を切ったパリオリンピックでは、メダリストを招いたファンとのイベントや開会式の一部などが行われる『チャンピオンズパーク』と呼ばれる会場が設けられます。大会組織委員会の担当者は「“広く開かれた大会”を象徴する会場の一つだ」とアピールしています。

『チャンピオンズパーク』は、パリ中心部のエッフェル塔を臨むトロカデロ広場に設けられます。

26日は報道陣に整備中の現場が公開され、骨組みなどの工事はすでに終了しスタンドなども完成していました。

『チャンピオンズパーク』はオリンピック期間中、開会式の一部や、自転車のロード種目のスタートとフィニッシュ地点になるほか、メダリストの祝賀イベントも行われます。

このうち祝賀イベントは、7月29日から8月10日まで間の10日間行われ、メダルを獲得した選手を招いてパレードを行うほか、ファンとの交流も計画しているということです。

イベントの定員は一日1万3000人余りで、入場無料で予約もいらないことから、大会組織委員会はパリ大会のスローガンである“広く開かれた大会”を象徴する会場の一つだとしています。

大会組織委員会の祝賀イベント担当の責任者は「詳細は来月、発表するが、驚きとエンターテインメント、それに記憶に残るイベントになる。パリ大会の中でも意義のある会場になる」とアピールしていました。