石川県の金沢市と能登半島を結ぶ自動車専用道の「のと里山海道」と「能越自動車道」は、七尾市と輪島市を結ぶ30キロ余りの区間がいまも輪島方面への一方通行となっていて、金沢方面に向かう場合は、別のルートへとう回する必要があります。
国で復旧作業を進めてきた結果、国土交通省は25日、来月17日の正午からほぼすべての区間で、対面通行が可能になると発表しました。
これにより、ほとんどの区間が信号がない道路となり、往復する際に移動時間の短縮が見込めるとしています。
穴水町の「能登大橋」の付近は、片側交互通行となりますが、ことし9月末までに対面通行が可能になる予定です。
「のと里山海道」「能越自動車道」7月17日から対面通行可能に
能登半島地震で被害を受け、多くの区間で一方通行となっていた「のと里山海道」と「能越自動車道」は、来月17日の正午からほぼすべての区間で対面通行が可能になります。
斉藤国土交通大臣は25日の閣議の後の記者会見で「対面通行が可能になることで被災地の本格的な復旧や復興がさらに加速するものと考えている」と述べました。