ドジャース 大谷翔平 8試合連続打点 チームの2連勝に貢献

大リーグ、ドジャースの大谷翔平選手が24日、ホワイトソックス戦で9回に犠牲フライを打って8試合連続の打点をマークし、チームの2連勝に貢献しました。

ドジャースはこの日から相手の本拠地シカゴでホワイトソックスとの3連戦が始まり、その初戦に大谷選手は1番・指名打者で先発出場しました。

相手先発のクロシェ投手は150キロ台後半の速球を軸に、力強いボールを持ち味とする左ピッチャーで、大谷選手は1回の第1打席、追い込まれたあと高めのカットボールにタイミングを外されて空振り三振となりました。

3回の第2打席はアウトコース低めのスライダーをねらいましたがショートゴロ、5回の第3打席も見逃し三振で、クロシェ投手との対戦は3打数ノーヒット、2三振と抑え込まれました。

このあと7回の第4打席はドジャースが2点を先制し、なおも2アウト二塁の場面で、大谷選手は相手の3人目で登板したリリーフピッチャーと対戦し、フォアボールを選んで出塁しました。

試合はこのあと雨のため30分ほど中断され、再開後に2アウト満塁となりましたが、追加点は奪えませんでした。

2点リードのまま迎えた9回、1アウト三塁のチャンスで大谷選手が第5打席に立ち、初球の高めのカットボールを打って、センターへの犠牲フライとして貴重な追加点をあげました。

ドジャースはそのまま3対0で勝って2連勝です。

大谷選手はこの試合3打数ノーヒット、フォアボールが1つで連続試合ヒットが「7」で止まり、打率は3割1分8厘に下がりましたが、犠牲フライで打点「1」をあげ、8試合連続となる打点をマークしました。

投球練習 再開以降 最も長い距離を投げる

ピッチャーとしてのリハビリを続けている大谷選手はホワイトソックスとの試合前に2日ぶりにキャッチボールを行い、球団スタッフを相手に下半身を使わずに上半身のみの動きで投げる練習などであわせて60球を投げました。

練習の後半にはセットポジションからフォームを確認しながら投げていました。

距離は塁間とほぼ同じ27メートルほどで、トレーナーによりますとことし3月にキャッチボールを再開して以降、最も長い距離だったということです。