詩人 野口雨情の出身地に「しゃぼん玉公園」ピアノ演奏も 茨城

童謡の「赤い靴」や「シャボン玉」で知られる詩人、野口雨情の出身地、茨城県北茨城市でグランドピアノが演奏できる児童公園が新たに整備されました。

北茨城市の旧磯原中学校の跡地の一角に整備された公園は、野口雨情の代表作にちなんで「しゃぼん玉公園」と名付けられました。

ブランコや滑り台など7つの遊具のほか、園内のあずまやにはピアノの演奏を気軽に楽しんでもらおうとグランドピアノが設置されています。

23日は完成を記念して式典が開かれ、地元の子どもたちや合唱団などおよそ300人が参加し「シャボン玉」や「七つの子」を合唱しました。

そして、子どもたちは早速遊具で遊んだり、設置されたピアノで演奏したりしていました。

公園の近くに住む小学3年の男の子は「新しい公園ができてうれしくて楽しかった。今度は友達と走って遊びたいです」と話していました。

北茨城市の豊田稔市長は「早速ピアノを演奏してくれてとてもうれしい。ピアノを弾いてもらって野口雨情を思い起こしてもらい慈しんでもらいたいです」と話していました。