日銀 6月金融政策決定会合 “追加利上げ”めぐる主な意見公表

日銀は今月の金融政策決定会合の主な意見を公表し、次の焦点となっている追加の利上げをめぐって、遅きに失することなく金利を引き上げるべきだという意見があった一方、慎重な見方も出ていたことがわかりました。

日銀は、今月14日まで開いた会合で、大規模な金融緩和策を転換したあとも続けてきた国債の買い入れの規模を減らす方針を決め、次回、来月の会合で具体的な計画を示すことを明らかにしました。

24日公表された会合の「主な意見」によりますと
国債の減額の進め方については
▽予見可能な形で行うことが適切だとか
▽市場参加者の見方を確認するプロセスを踏んだほうが良いなど
市場との対話を重視すべきという指摘が相次いでいました。

また、歴史的な円安水準が続く中、市場で焦点となっている追加の利上げについては
「遅きに失することなく適時に金利を引き上げることが必要だ」とか
「物価が上振れる可能性もあるだけに、さらなる調整の検討も必要だ」
といった意見が出されていました。

その一方で
「政策金利の変更を考えるタイミングは中長期の予想インフレ率の上振れなどを経済指標で確認してからでよいと考えられる」といった慎重な見方や
「金融政策運営は為替の短期的な変動には左右されない」といった声もあり、来月の会合での判断が注目されます。