東北地方が梅雨入り 奄美地方は梅雨明け

仙台管区気象台は23日午前、「東北地方が梅雨入りしたとみられる」と発表しました。平年と比べて南部は11日遅く北部は8日遅くなっています。

仙台管区気象台によりますと、前線の影響で23日は東北南部で雨が降っているほか、北部も曇りがちの天気で、ところによって雨が降っています。

この先1週間も気圧の谷や湿った空気の影響で曇りや雨の日が多くなる見込みで、気象台は23日午前11時に「東北地方が梅雨入りしたとみられる」と発表しました。

平年と比べると南部では11日、北部では8日それぞれ遅く、去年と比べると南部・北部ともに14日遅くなっています。

奄美地方は梅雨明け

一方、鹿児島地方気象台によりますと、奄美地方は高気圧に覆われておおむね晴れています。

向こう1週間も晴れる日が多くなる見込みで、気象台は、午前11時に「奄美地方が梅雨明けしたとみられる」と発表しました。

奄美地方の梅雨明けは平年に比べて6日去年に比べて2日、早くなっています。

梅雨明けが発表された奄美市名瀬の中心部では、強い日ざしが照りつけ、街ゆく人たちは帽子をかぶったり日傘を使ったりして暑さをしのいでいました。

梅雨明けした沖縄・奄美を中心に気温が高くなっていて
午前11時半までの最高気温は
▽奄美市名瀬で33.1度
▽沖縄県の新石垣空港で32.4度などとなっています。

気象庁と環境省は、奄美地方と、沖縄県の宮古島地方、八重山地方に「熱中症警戒アラート」を発表し熱中症へのいっそうの対応を取るよう呼びかけています。