新潟「ショッカー」強盗未遂事件に関与か 名古屋の容疑者逮捕

「仮面ライダー」シリーズに登場する悪の組織「ショッカー」の戦闘員のような格好をした男が逃走する姿が確認された新潟市の強盗未遂事件に関与したとして、名古屋市に住む20歳の容疑者が逮捕されました。調べに対し、「強盗はやっていません」などと供述し、容疑を否認しているということです。

6月19日の午後6時40分ごろ、新潟市中央区にある貴金属などの買い取り専門店「おたからや関屋駅前北口店」に男が押し入り、店員の男性に刃物を示して「金を出せ」と脅しましたが、何もとらずに逃走しました。

事件のおよそ8分後に、店の付近を通りかかった車のドライブレコーダーの映像には、白いラインの入った黒っぽい服装に、黒っぽい目出し帽をかぶり「仮面ライダー」シリーズに登場する悪の組織「ショッカー」の戦闘員のような格好をして逃げる男の姿が記録されていました。

警察は、防犯カメラなどの捜査を進めた結果、名古屋市瑞穂区の自称 配達業、長友龍斗容疑者(20)が事件に関与したとして、22日午前11時すぎ、強盗未遂の疑いで逮捕しました。

調べに対し「身に覚えはなく、私は強盗はやっていません」と供述し、容疑を否認しているということです。

捜査関係者によりますと現場から逃走した男は、白っぽい車に乗って逃げたとみられるということで、警察は、ほかにも関与した人物がいないかなど、さらに詳しく調べています。