パリ五輪 体操男子日本代表内定メンバーが合宿公開 東京 北区

パリオリンピックが来月開幕するのを前に、2大会ぶりの団体金メダルを目指す体操男子の日本代表に内定したメンバーが合宿を公開し、エースの橋本大輝選手が「技の完成度を高められた。あと1か月しかないので泥臭く練習していきたい」と意気込みを語りました。

体操男子の日本代表に内定している5人の選手は、今月17日から東京 北区のナショナルトレーニングセンターで強化合宿を行っていて21日、その様子を公開しました。

体操男子の日本代表は
▽エースで個人総合と種目別の鉄棒で2連覇を目指す橋本選手を中心に
▽2大会連続出場の萱和磨選手と谷川航選手
▽それに初出場の岡慎之助選手と
▽杉野正※アキ選手の5人で
リオデジャネイロ大会以来となる2大会ぶりの団体金メダル獲得を目指します。

このうち、橋本選手は先月、練習中に右中指を痛めてNHK杯を棄権しましたが、今月から本格的な練習を再開したということです。

橋本選手は21日、本番と同じように通して演技する練習を行い、あん馬で雄大な旋回を見せたほか、得意の鉄棒では、F難度の「リューキン」など、高難度の手放し技を次々と決めるなど、6種目すべての演技を行い、順調な回復ぶりを見せていました。

また、チーム全員では着地を意識して練習に取り組んでいて、かんぺきに着地を決めると、大きな歓声が上がっていました。

練習後、橋本選手は「一つ一つの技の完成度を高めて突き詰めていけたのでいい練習ができた。平行棒ではまだ指の痛みあるがあと1か月しかないので泥臭く練習していきたい」と話していました。

※暁の日なし