能登半島地震の行方不明者の捜索 6月24日から再開へ 石川県警

能登半島地震の行方不明者の捜索について、石川県警察本部は捜索部隊の安全を確保する工事を行うためことし3月から一時、中断していましたが、一部の地域で工事が完了し、週明けの今月24日から、捜索を再開するということです。

能登半島地震のあと、石川県内では今も、輪島市の山あいの地域で合わせて3人の行方が分からなくなっています。

石川県警察本部は発災直後から捜索活動を続けてきましたが、ことし3月5日以降は一時中断し、捜索中の2次災害を防ぐための地盤工事などを進めてきました。

警察によりますと、この程、一部の地域で工事が完了したことから、天候が安定していれば週明けの24日から行方不明者の捜索を再開するということです。

捜索は、石川県警の機動隊員や国土交通省北陸地方整備局などが以前より範囲を広げて行うということです。

一方、工事が難航し再開時期が未定となっている地域もあるということです。