南スーダンでのPKO 自衛官の派遣期間を1年延長 政府

政府は21日の閣議で、南スーダンでの国連のPKO=平和維持活動に派遣している自衛官について、派遣期間を、来年6月末まで1年延長することを決めました。

激しい内戦の末、スーダンから分離独立した南スーダンでのPKO=平和維持活動をめぐっては、政府は2011年から治安維持やインフラ整備の後方支援などにあたる司令部要員として自衛官を派遣し、ことし4月からは各国から派遣された隊員の訓練計画の策定などにあたる幹部らも派遣しています。

この活動の派遣期間が今月30日に期限を迎えることから、政府は、21日の閣議で、来年の6月30日まで1年延長することを決めました。

これについて木原防衛大臣は、21日の閣議の後の記者会見で「国連による平和への努力のため要員の派遣を継続していくことは重要だ。引き続き南スーダンの平和と安定に貢献していく」と述べました。