株価 一時800円以上値下がり 幅広い銘柄で売り注文広がる

週明けの17日の東京株式市場、日経平均株価は一時、800円以上値下がりしました。

▽日経平均株価、17日の終値は先週末の終値より712円12銭安い、3万8102円44銭。

▽東証株価指数=トピックスは46.60下がって、2700.01。

▽一日の出来高は15億7082万株でした。

先週末、パリ市場で、フランスの政治情勢の不透明感が意識され、主要な株価指数が大幅に下落したほか、ニューヨーク市場でも景気の先行きに対する警戒感から、ダウ平均株価が値下がりしました。

こうした流れを引き継いで、週明けの東京市場でも、一日を通じて、幅広い銘柄で売り注文が広がりました。

市場関係者は「日本株を積極的に買い進める材料が乏しく、海外市場の影響を大きく受けた1日だった。投資家の間では、アメリカの景気の先行きやヨーロッパの政治情勢が世界経済に与える影響を見極めたいという声が多く、このあとの海外市場の値動きが注目されている」と話しています。