立民 泉代表 党首討論で衆院解散迫る考え“信任失われている”

立憲民主党の泉代表は、岸田総理大臣に対する国民の信任は失われているとして、今週行われる党首討論で衆議院の解散を迫る考えを示しました。

立憲民主党の泉代表は16日午後、横浜市で記者団に対し、政治資金規正法の改正に向けて、参議院の特別委員会で審議されている自民党の法案について「巨額の政策活動費をそのままにし、領収書の公開が10年後ということを国民は誰も合格点だと思っていない。落第点だ」と指摘しました。

そのうえで、今週19日に行われる党首討論について「岸田総理大臣が落第点の政治改革案をそのままとするのか、それを変えると宣言できるのか問いたい。岸田総理大臣は今、全く信任に値しないというのが国論となっており、衆議院の解散を迫りたい」と述べました。

また、国会の会期末を1週間後に控える中、内閣不信任決議案を提出するかどうかについて「党首討論の岸田総理大臣のことばを聞いて判断する」と述べました。