地震からの復興へ グルメやゲーム楽しむイベント 石川 輪島

能登半島地震からの復興に向けて被災した人たちを元気づけようと、石川県輪島市の中心部で親子でグルメやゲームを楽しむイベントが開かれました。

イベントは、輪島市中心部にある「マリンタウン」で開かれ、仮設住宅に隣接するスペースに食べ物を販売する露店などが設けられました。

会場では、輪投げの得点に応じてお菓子をもらえる露店も設けられ、子どもたちが笑顔で楽しんでいました。

また、富山県特産のホタルイカやおぼろ昆布をのせたうどんが無料でふるまわれ、人気を集めていました。

会場の地面には亀裂が入るなど、今も地震の影響が残っていますが、イベントを企画した輪島商工会議所の青年部は県外の商工会議所などの協力も得て開催の準備を進めてきたということです。

地元の小学4年生の女の子は、「地震のあとはこのようなイベントが減っていたので、きょうはたくさん遊べて楽しかったです」と話していました。

輪島商工会議所青年部の茶花強志会長は「来場者がみんな笑っていて、開催してよかったです。全国各地からの支援を受けて私たちも頑張って活動できています」と話していました。