新名物「うにしゃぶ」を無料でふるまうイベント 岩手 釜石

三陸産のウニが入ったスープで、岩手県釜石市の新たな名物として売り出されている「うにしゃぶ」をふるまうイベントが地元の市場で開かれました。

「うにしゃぶ」は三陸産のウニがふんだんに入った、貝でだしをとったスープで、釜石市の観光関連会社が地元の新たな名物として売り出そうと、4年前に開発しました。

16日は地域の海産物などのPRに携わっている地域おこし協力隊が、釜石市の市場で「うにしゃぶ」を無料でふるまうイベントを初めて開きました。

訪れた人たちは、温めたスープに市場で購入したタコやサーモンなどの刺身をしゃぶしゃぶのように通したり、ごはんを入れたりして、おいしそうに味わっていました。

40代の男性は「初めて食べましたが、ウニや魚介の風味が濃厚に感じられてとてもおいしいです」と話していました。

イベントを企画した地域おこし協力隊の横木寛裕さんは「まずは地元の人たちに知ってもらい、市内の飲食店などにも広めていきたい」と話していました。

イベントは16日午後2時まで開かれていて、40食分のスープが無料でふるまわれるということです。