パキスタン 山岳地帯で1人の遺体収容 不明の日本人か確認急ぐ

パキスタン北部の山岳地帯で、登山をしていた日本人の男性2人の行方がわからなくなり、捜索が続く中、地元当局は、1人の遺体を収容したことを明らかにし、行方不明の日本人かどうかを含め確認を急いでいます。

パキスタンの北部にあるカラコルム山脈の標高7000メートル余りの山で、登山をしていた日本人の男性2人の行方がわからなくなり、地元当局などは滑落した可能性もあるとしています。

地元の関係者などによりますと、行方不明となっているのは、
▼平岡竜石さんと(55)
(ひらおか・りゅうせき)
▼田口篤志さん(36)の2人だということで、
(たぐち・あつし)
ポーターを伴わず2人だけで登山していたとみられるということです。

現地では、13日、捜索にあたるパキスタン軍がヘリコプターから人影を確認し、この地点を中心に捜索が続けられています。

地元当局は、NHKの取材に対し、15日、1人の遺体を収容したことを明らかにし、行方不明の日本人かどうかを含め確認を急いでいます。

イスラマバードの日本大使館は、「確認を急いでいる」としています。