サッカー日本代表 遠藤航 能登半島地震被災地の中高生と交流

サッカー日本代表の遠藤航選手が15日、金沢市で、能登半島地震の被災地の中学生や高校生とサッカーで交流しました。

石川県サッカー協会は、サッカーを通じて被災地の子どもたちを元気にしたいと、金沢市のサッカースタジアムで復興支援イベントを開きました。

参加したのは、珠洲市や輪島市など5つの自治体にあるサッカー部やサッカーチームに所属する中学生と高校生およそ110人です。

遠藤選手はまず、子どもたちの前で「すばらしいピッチでサッカーを一緒に楽しみましょう」とあいさつしました。

このあと、8つのチームに分かれて遠藤選手も参加してミニゲームを行いました。

子どもたちは、遠藤選手の巧みなボールさばきからボールを奪おうと一生懸命になりながらサッカーを楽しんでいました。

参加した七尾高校3年の女子生徒は、「遠藤選手のドリブルを追いかけることができて楽しかった。遠藤選手は堂々としていてかっこよかったです」と話していました。

遠藤選手は、「まだサッカーを満足にできる環境にない子どもたちも多くいる中で、少しでも楽しんでもらいたいと一緒にプレーしました。子どもたちが元気でよかったです」と話していました。