マイク音切り問題 水俣病の一部団体と環境相 7月8日に再懇談へ

水俣病の患者団体などとの懇談で、団体側の発言中に環境省の職員がマイクを切った問題で、団体側は、環境大臣との再度の懇談が7月8日に実施される見通しとなったことを明らかにしました。

5月、水俣病の犠牲者慰霊式のあとに行われた、患者や被害者団体と伊藤環境大臣との懇談で、団体側の発言中に環境省の職員がマイクの音を切った問題では、大臣との再度の懇談の日程調整が続けられています。

14日夜、5月の懇談に参加していたうち6つの団体の関係者による協議が非公開で行われ、終了後、参加者は、再度の懇談が7月8日に実施される見通しとなったことを明らかにしました。

また、翌9日についても調整が進められているということです。

当日は団体側との懇談のほか、患者が多く確認された集落などの視察や患者との面会も検討しているということで、団体側は「大臣には現地でしっかりと患者や被害者の苦しみを感じてほしい」としています。

一方、別の2つの団体との再懇談は、7月10日と11日の2日間の日程で最終調整が進められています。