17歳女子高生殺害 容疑者らが逃げようとした高校生に暴行か

北海道留萌市の17歳の女子高校生を橋から川に落として殺害したとして10代と20代の容疑者2人が逮捕された事件で、容疑者らが車に監禁して橋まで連れて行く途中、逃げようとした高校生に暴行を加えていたことが捜査関係者への取材でわかりました。

いずれも旭川市に住む内田梨瑚 容疑者(21)と、19歳の女の容疑者の2人は、ことし4月19日未明、旭川市の渓谷、神居古潭にある橋から留萌市の17歳の女子高校生を川に落として殺害したとして12日、殺人の疑いで逮捕されました。

高校生が内田容疑者の画像をSNSで無断で使ったことでトラブルになり、捜査関係者によりますと殺害の前日に留萌市の道の駅で初めて直接会ったとみられるということです。

その後、2人は、すでに逮捕された16歳の少年と少女と合わせて4人で監禁し、高校生を車に乗せておよそ50キロ離れた神居古潭まで連れて行ったということですが、途中、旭川市内のコンビニエンスストアに立ち寄った際、大声を出して逃げようとした高校生に暴行を加えていたことが捜査関係者への取材でわかりました。

暴行の様子が店の防犯カメラなどに写っていたということで、警察はさらに詳しいいきさつを調べています。