アジア安全保障会議開幕 台湾や南シナ海情勢などめぐり議論へ

アジアや欧米の防衛担当の閣僚らが安全保障の課題について話し合う「アジア安全保障会議」が31日、シンガポールで始まりました。台湾や南シナ海の情勢などをめぐって活発な意見が交わされるものとみられ、議論の行方が注目されます。

「アジア安全保障会議」は、6月2日までシンガポールで開かれ、アメリカのオースティン国防長官や中国の董軍国防相、日本の木原防衛大臣をはじめ、各国の防衛担当の閣僚らが参加します。

会議はさきほど、日本時間の午後6時前に始まり、台湾や南シナ海、北朝鮮など、アジア地域の安全保障の課題のほか、ウクライナ情勢などについても意見が交わされる見通しです。

このあと、南シナ海の領有権をめぐり中国との対立が続くフィリピンのマルコス大統領が基調講演を行うことになっていて中国による威圧的な行動にさらされている現状を訴え、各国に理解と協力を求めるものとみられます。

また、会議では、南シナ海などでの海上保安機関の協力について議論するセッションも開かれ、アメリカやフィリピンの沿岸警備隊のほか、日本の海上保安庁も初めて参加することになっています。