円相場 小幅に値下がり 1ドル=156円台後半~157円台前半

24日の東京外国為替市場、円相場は小幅に値下がりし、1ドル=156円台後半から157円台前半の水準で取り引きされました。

23日のニューヨーク外国為替市場では、この日発表された経済指標の結果を受けてFRBは利下げを急がないのではないかとの見方が広がったことから、改めて日米の金利差が意識され、円相場は一時、およそ3週間ぶりに1ドル=157円台まで値下がりしました。

この流れを引き継いで24日の東京市場では156円台後半から157円台前半での取り引きが続きました。

午後5時時点の円相場は23日と比べて、28銭円安ドル高の1ドル=157円4~6銭でした。

ユーロに対しては23日と比べて24銭、円安ユーロ高の1ユーロ=169円99銭~170円3銭でした。

ユーロはドルに対して1ユーロ=1.0824~25ドルでした。

市場関係者は「およそ3週間ぶりに1ドル=157円台まで値下がりしたことで、市場では介入への警戒感がじわじわと出てきている。G7=主要7か国の財務相・中央銀行総裁会議で参加者からどのような発言が出るのか関心が高まっている」と話しています。