大相撲夏場所 12日目の見どころ 単独トップ湘南乃海は阿炎と

大相撲夏場所は12日目、3敗の大関 琴櫻は、結びの一番で関脇 若元春と対戦します。一方、2敗で単独トップの平幕 湘南乃海は、関脇 阿炎との一番です。

夏場所は22日に11日目を終えて、2敗で平幕の湘南乃海が単独トップに立ち、3敗で琴櫻、大の里、大栄翔、御嶽海、欧勝馬、宝富士の6人が追う展開となりました。

12日目の23日、大関 琴櫻は、関脇 若元春と対戦します。

過去の対戦では、6勝4敗と琴櫻がリードしていますが、この1年は2勝3敗となっています。

琴櫻が右四つ、若元春が左四つを得意とする、いわゆる「けんか四つ」で、どちらが先に得意の形に持ち込めるかが勝負のかぎを握りそうです。

一方、単独トップの平幕、湘南乃海は、勝ち越しまであと1勝としている関脇 阿炎との対戦です。

湘南乃海は、過去2連敗している阿炎を相手に、恵まれた体格を生かして前に出る相撲を取ることできるかがポイントになりそうです。

一方、阿炎は、まわしを与えずに突き放して攻めることができれば優位になります。

このほか、新小結の大の里は、平幕の宝富士と3敗どうしの対戦が組まれました。