豊見城市でお披露目されたのは、若い世代にかりゆしウェアに親しんでもらおうと、去年12月に行われた「デザインコンテスト」でグランプリに選ばれた2つの作品です。
コンテストには、沖縄県内53の高校などから3478点が寄せられ、県立浦添工業高校の知念美月さんと、県立西原高校を3月に卒業した、名嘉春香さんの作品がグランプリに選ばれました。
沖縄 高校生デザインのかりゆしウェア グランプリ作品が商品化
沖縄県内の高校生がデザインした「かりゆしウェア」のグランプリ作品が商品化され、お披露目されました。
名嘉春香さんの作品「アセロラ」
名嘉さんの作品「アセロラ」は、赤や緑の配色にレトロでポップな柄、それに合わせた赤いボタンがポイントです。
名嘉さんは「おじいちゃんとおばあちゃんの家にアセロラの木があり、2人に楽しんで着てもらえたらうれしいと思ってアセロラを選びました」と話していました。
知念美月さんの作品「沖縄の美しい魚たち」
また、知念さんの作品「沖縄の美しい魚たち」は、沖縄の海の生き物の中にハイビスカスなどの花の模様が織り交ぜられたデザインです。
知念さんは「沖縄の美しい自然を守っていきたいという思いでデザインしました。今回の製作で、デザインにさらに興味を持ったので、このような仕事につけたらうれしいと思っています」と話していました。
2人がデザインしたかりゆしウェアは、沖縄県内のデパートなどで販売されるということです。