バレーボール 高橋藍 サントリー加入へ 今秋開始 国内新リーグ

バレーボール男子の日本代表で、今シーズンまで世界最高峰のイタリア1部リーグでプレーした高橋藍選手が、ことしの秋から始まる国内の新たなトップリーグ『SVリーグ』のサントリーサンバーズに加入することになりました。

これは20日、サントリーが発表しました。

高橋選手は京都市出身の22歳。ジャンプの高さを生かした力強いスパイクに加え安定したレシーブも持ち味のアウトサイドヒッターで、10代から日本代表に選ばれ東京オリンピックに出場しました。

去年行われたパリオリンピック予選でも、日本代表の中心選手として2008年の北京大会以来の自力でのオリンピック出場権獲得に貢献し、パリ大会でも活躍が期待されています。

また、日本体育大在学中から世界最高峰のイタリア1部リーグに挑戦し、今シーズンはモンツァでプレーしてチームをプレーオフで準優勝に導きました。

プレーだけでなく、明るいキャラクターでも注目を集め、インスタグラムのフォロワー数は200万人を超える人気選手です。

加入するサントリーサンバーズは今シーズンのVリーグ1部、V1で、2シーズンぶり10回目の優勝を果たした強豪で、高橋選手は今月28日に都内で記者会見を行って移籍を決めた理由などについて説明するということです。

一方、パナソニックパンサーズは今シーズンまでプレーした日本代表の大塚達宣選手がイタリア1部リーグのミラノへ移籍すると発表しました。

大塚選手は初めての海外挑戦です。