ブルージェイズ 菊池雄星 5回途中1失点 勝ち負けつかず

大リーグ、ブルージェイズの菊池雄星投手が15日、オリオールズ戦に先発し、三振9個を奪って1失点に抑えましたが、1点リードの5回途中で交代となり、勝ち負けはつきませんでした。

前回の登板で8回を投げて2失点と好投しながら打線の援護がなく3敗目を喫した菊池投手は15日、相手の本拠地ボルティモアで行われたオリオールズ戦に中4日で先発しました。

立ち上がり、先頭バッターのウエストバーグ選手に外角のストレートをうまく右中間に運ばれ、ホームランで1点を失いましたが、1回は3つのアウトをすべて空振りの三振で奪い、追加点を与えませんでした。

味方打線が3回に逆転し、菊池投手はランナーを出しながら粘りのピッチングで抑え、4回には、ヒット2本とキャッチャーのパスボールで招いた1アウト二塁三塁のピンチを連続三振で切り抜けました。

しかし2対1と1点リードの5回、1アウトを取ったあと2番ラッチマン選手にヒットを打たれ、勝ち投手の権利を得るまでアウト2つのところで交代を告げられ、マウンドを降りました。

菊池投手は4回と3分の1イニングで投球数は88球、今シーズン最多に並ぶ毎回の三振9個を奪った一方でホームランを含む毎回のヒット6本を打たれ、フォアボールは1個でした。

菊池投手に勝ち負けはつかず、通算成績は2勝3敗、防御率は2.60です。

試合は投手リレーで1点のリードを守ってきたブルージェイズが9回、ラッチマン選手にツーランホームランを打たれて2対3で逆転サヨナラ負けしました。

菊池「球数多くなっても 1点もやらない気持ちで」

菊池投手は、オリオールズの強力打線を相手に5回途中1失点だったピッチングを振り返り「足も使えるし、長打も打てるし、いろいろな引き出しがあって1試合戦うということがとても難しい相手だ。タフなイニングが続いたが、球数が多くなってもいいから全力で投げて1点もやらないという気持ちで行った」と話しました。

4回の1アウト二塁三塁のピンチで三振を奪うなど、要所で決め球となったチェンジアップについては、「あそこが山場で狙って三振がとれたのはきょういちばんよかったところだ。ここ2、3試合ですごく手応えを感じていて、きょうみたいに追い込んでから投げると、バッターも基本的にはまっすぐなどを待っているので有効だと感じた。これからどんどん割合を増やしていけるという自信をつけているところだ」と、キャンプから改善に取り組んできた球種に自信を深めている様子でした。