東~北日本中心 12日から13日にかけ大雨のおそれ

11日は全国的に晴れて気温が上がり、各地で30度以上の真夏日となりました。12日から13日にかけては東日本や北日本を中心に大雨のおそれがあり、土砂災害などに警戒が必要です。

気象庁によりますと、11日は全国的に高気圧に覆われて午前中を中心に広い範囲で晴れ、気温が上がりました。

日中の最高気温は
▽長野市で31.8度
▽金沢市で30.7度
▽山形市で30.5度
と30度以上の真夏日となったほか
▽岩手県宮古市では29.2度と真夏並みの暑さとなりました。

また、
▽福島市で29.1度
▽東京の都心で25.9度
などと各地で季節外れの暑さとなりました。

一方、12日から13日にかけては、低気圧や前線の影響で西日本から北日本の広い範囲で大気の状態が不安定になり、東日本や北日本を中心に大雨のおそれがあります。

13日夕方までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで
▽東海で200ミリ~300ミリ
▽関東甲信で100ミリ~200ミリ
▽東北と伊豆諸島で100ミリ~150ミリ
▽北陸で50ミリ~100ミリ
と予想されています。

気象庁は、土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に警戒するよう呼びかけています。