自民政治資金問題 関係議員44人に出席の意向確認へ 衆院政倫審

自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる問題で、衆議院政治倫理審査会は野党側の申し立てを受けて、来週、関係議員44人に弁明を求めることを決めたうえで、今月20日までに、出席の意向があるか確認することになりました。

今回の問題で、立憲民主党など野党3党は衆議院政治倫理審査会でまだ弁明していない安倍派と二階派の44人の関係議員に出席を求めて審査会を開催するよう申し立てています。

これを受けて10日開かれた幹事懇談会では、来週14日に審査会を開いて44人に弁明を求めることを決めたうえで、出席の意向があるか、今月20日までに回答するよう求めることで与野党が合意しました。

このあと、与党側の筆頭幹事を務める自民党の丹羽秀樹氏は記者団に対し「自民党として弁明を求めることを決める時点で出席を促すことになるので、あとは44人それぞれの判断だ」と述べました。