福岡空港に緊急着陸 ユナイテッド航空機 けが人なし

10日 昼前、福岡発グアム行きのユナイテッド航空機が機体の一部に不具合がある可能性があるとして福岡空港に引き返し、緊急着陸しました。けが人はいませんでした。

国土交通省福岡空港事務所によりますと、緊急着陸したのは福岡発グアム行きのユナイテッド航空166便です。

10日午前11時すぎにいったんは離陸したものの、機体の一部に不具合がある可能性があるとして引き返し、午前11時45分、福岡空港に緊急着陸しました。

警察や消防などによりますと、この便には乗客43人と乗員6人の合わせて49人が乗っていましたが、けがをした人はいませんでした。

乗客の男性の1人は「社員旅行でグアムに向かっていて、出発から1時間ほどたったころに『機体の整備不良』と言われ引き返しました。少しどきっとしましたが、機内は乗員も乗客も落ち着いた様子でした」と話していました。

福岡空港事務所によりますと、翼の揚力を調整する「フラップ」と呼ばれる装置の不具合という情報もあり、機体の点検が行われているということです。

この緊急着陸に伴い、福岡空港は午前11時45分から4分間、滑走路が閉鎖されました。