新居浜市によりますと今月5日の午後4時半ごろ、新居浜市宇高町の市道の交差点に設置されたカーブミラーが倒れ、歩いていた小学生の男の子の頭にぶつかりました。
男の子は救急車で病院に運ばれ、一時、首の痛みを訴えるなどしましたが、けがの程度は軽いということです。
倒れたカーブミラーは高さおよそ3メートルの鉄製で、おととし12月の点検で支柱の根元部分に腐食が確認されたため補修テープによる応急処置を行ったということです。
また当時、市内には強風注意報が発表されていて、市の消防本部によりますと事故のあった時間帯には15.2メートルの最大瞬間風速を観測していたということです。
市は腐食した支柱が強風で折れたとみて、老朽化が確認されている市内のカーブミラー317基の支柱を点検するとともに、必要に応じて補修や交換を進めることにしています。
新居浜市は「今回の事案を真摯（しんし）に受け止め、適切な管理に努めていきたい」と話しています。
愛媛 新居浜 カーブミラー倒れて小学生けが 強風で折れたか
今月5日、愛媛県新居浜市で市道のカーブミラーが倒れ、近くを歩いていた小学生が軽いけがをしていたことが分かりました。管理する市は腐食した支柱が強風で折れたとみて、老朽化が確認されている市内のカーブミラー317基を点検することにしています。