長さ80mの「連だこ」体験の催し 札幌

こどもの日の5月5日、長さ80メートルにわたって100のたこが連なる「連だこ」を体験できる催しが、札幌市で開かれています。

札幌市豊平区の「さっぽろ羊ヶ丘展望台」では、毎年、大型連休にたこ揚げを楽しむ催しを開いていて、多くの家族連れが訪れます。

ことしはヒツジやきつねなど6つの絵柄のたこが用意され、子どもたちは思い思いに風を探ってたこを揚げていました。

また、長さ80メートルにわたって100のたこが連なる「連だこ」を体験できる時間も設けられ、子どもたちは、ことしの干支(えと)の「たつ」が描かれた連だこをかわるがわる手に持って楽しんでいました。

東京から家族4人で観光に訪れた小学2年生の男の子は「連だこに引っ張られて飛びそうになったけど、お兄ちゃんが支えてくれたので安心しました」と笑顔を見せていました。

中学2年生の兄は「景色のきれいな場所でたこ揚げを楽しむことができてよかったです」と話していました。

さっぽろ羊ヶ丘展望台の藤原菜穂子さんは「札幌が一望できる美しい景色を見ながら、たこ揚げを楽しんでほしい」と話していました。

この催しは6日まで開かれ、連だこの体験は午前10時から午後3時まで、1時間ごとに行われます。