連休後半も各地で夏日予想 “熱中症対策の徹底を” 東京消防庁

先月は各地で季節外れの暑さとなりましたが、これからの時期、注意が必要なのは熱中症です。大型連休の前半には登山客が熱中症の症状を訴えてヘリコプターで救助されたケースもあり、東京消防庁は体を暑さに慣らしたりこまめに水分を補給したりするなど対策の徹底を呼びかけています。

東京消防庁によりますと、都内では去年1年間に7500人余りが熱中症の疑いで救急搬送されていて、この5年間で最も多くなっています。

例年、5月ごろから熱中症の患者が徐々に増え始めるということで、ことしも大型連休前半の4月28日に東京 檜原村で登山をしていた20代の男性2人が熱中症の症状を訴え、ヘリコプターで救助されました。

大型連休後半も暖かい空気に覆われ各地で夏日が予想されていて、東京消防庁は、体を暑さに慣らす「暑熱順化」を取り入れることやのどが渇く前にこまめに水分を補給するなど対策を徹底するよう呼びかけています。