岸田首相 OECD事務総長と会談 各国の政策立案支援の役割に期待

フランスを訪れている岸田総理大臣はOECD=経済協力開発機構のコーマン事務総長と会談し、豊富なデータや客観的な分析能力で、引き続き各国の政策立案を支援していく役割に期待感を示しました。

岸田総理大臣は日本時間の2日午後、パリのOECD本部を訪れました。

入り口でコーマン事務総長の出迎えを受けると、笑顔で握手をして本部に入り、2日の日付とともに「日本国内閣総理大臣岸田文雄」と記帳しました。

その後の会談で岸田総理大臣は「温かい出迎えに感謝申し上げる。わが国の加盟60周年の節目の年に、閣僚理事会に議長として参加できることを大変光栄に思っている」と述べました。

その上で「OECDが、豊富なデータや客観的な分析能力で各国の政策立案を支えてくれることを大いに期待している。今回の閣僚理事会でもOECDの強みを強調したいと思っており、2日間の会合が実りあるものになるよう願っている」と述べました。