ラグビー元日本代表 矢富勇毅 今季かぎりで現役引退へ

ラグビー元日本代表のスクラムハーフで、リーグワンの静岡ブルーレヴズでプレーする39歳の矢富勇毅選手が、今シーズンかぎりで現役を引退することになりました。

これは、静岡ブルーレヴズが、2日発表しました。

矢富選手は、京都府出身の39歳。身長1メートル76センチでフィジカルの強さと切れ味鋭いステップが特長のスクラムハーフです。

京都成章高校から早稲田大に進み、当時の清宮克幸監督のもと全国大学選手権の優勝に貢献しました。

2007年に静岡ブルーレヴズの前身、ヤマハ発動機に加入し、この年に行われたワールドカップに日本代表として出場しました。

2015年にはヤマハ発動機の主力として日本選手権の初優勝に貢献したほか、スーパーラグビーに参戦した日本のチーム、サンウルブズのメンバーに入り、世界最高峰の舞台を経験しました。

ひざの前十字じん帯断裂など、たび重なる大けがを乗り越え、17年目の今シーズンはクラブでの公式戦出場が150試合の節目を迎えていました。

日本代表のキャップ数は「16」です。