孤独や孤立の問題 「メタバース」活用し悩み相談など開始 政府

孤独や孤立の問題をめぐって、政府は今月を対策の強化月間と位置づけ、インターネット上の仮想空間「メタバース」を活用して相談できる取り組みなどを始めました。

進学や就職などで環境が変わったあとの5月は、孤独や孤立を感じる人が増える傾向にあるという指摘があることから、政府は今月を対策の強化月間と位置づけて、取り組みを進めています。

具体的には
▽内閣府のホームページに特設サイトを設けて相談窓口を紹介しているほか
▽2日から7日までは「孤独・孤立相談ダイヤル」で悩みや相談を受け付けています。

また、インターネット上の仮想空間「メタバース」でも悩みや困りごとが相談できるようになっています。

孤独・孤立対策を担当する加藤大臣は「一人で悩みを抱え込まず、ぜひこの機会に相談してほしい」と話しています。